お給料はどう使ってる?月間出費ランキングをご紹介!

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ついつい、自分の給料をベースに考えてしまいがちですが、若手社員の給料は非常に少ないです。出費に対してどのような意識を持っているのか、上司としては理解しておきたいところでしょう。ここでは、20代若手の月々の出費や貯金についてご紹介します。

みんな何に使ってる?月間出費ランキング

20代の若手社員といっても、環境によって出費は大きく変わります。実家を出て一人暮らしをしている社会人と、実家に住みながら働いている社会人とでは出費に大きな差異が出るでしょう。ここでは、それぞれの生活スタイルでもっとも出費がかかる項目についてご紹介します。

一人暮らしの場合の出費ランキング

1位:家賃
2位:食費
3位:趣味・交際費

一人暮らしの若手社会人の場合、もっとも出費がかかるのは家賃です。一人暮らしですので、狭い部屋で十分だという場合であっても、給料のかなりの割合を占めてしまいます。また、食事についても、自分ですべて賄わなければなりません。一人暮らしを始めて驚くのは、一人分の料理を作るためには意外とお金がかかることです。しかし面倒だからと外食してしまうと、さらに出費となってしまいお財布にダメージを与える原因となります。

実家暮らしの場合の出費ランキング

1位:食費
2位:趣味・交際費
3位:通信費

実家暮らしの場合、家賃や光熱費については、家族が負担する場合が多いため、直接的な出費になりにくいといえます。ただし、すべてを親に甘えるのではなく、住居費や食事を作ってもらう見返りに「食費」として、一定額を親に渡している若手社員も多いです。それでも一人暮らしに比べると、はるかに出費は少ないでしょう。

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みんな貯金はどれくらいしている?

給料の一部は、しっかり貯金をしておくほうがいい。親や上司からよくいわれることですが、実際にはどれくらい貯金しているのでしょうか?もちろん、社会人それぞれが給与体系が違うため全く同じ額を貯金しているわけではありません。とはいえ、毎月しっかりと貯金をしている若手社員は多く、およそ7割は毎月貯金ができています。

この年代は、友人との付き合いや趣味など、お金が出ていきやすい年頃です。普段から貯金に対して強く意識していなければ、なかなか貯金ができないことから、自制心のある若者が増えていると考えられます。

そして、気になる貯金額は、平均して月5万円程度となっています。年間で合計すると60万円程度です。一見すると、この貯金額は決して多くないように思えます。ただし、実際には年に2回支給されるボーナスにはほとんど手をつけずに貯金しているという若手社会人も少なくありません。そのため、年間の貯金額としては、もう少し多くなると考えられます。

また、この5万円という平均額は、男女でそれほど大きな開きはありません。男女ともに、毎月5万円程度を目標に貯金しているようです。また、その貯金額を達成するためにほとんどの20代社員は、なんらかの節約をしています。

貯金のためにどんな節約をしている?

20代の若手社員は、堅実に貯金をするために、コツコツと節約をして生活しています。家賃や水道光熱費といった固定費に該当するものは、なかなか節約することが難しいのが実情です。そのため、節約をするために食費を抑える傾向にあります。趣味の費用も節約できる項目ではありますが、若者にとっては趣味を削るよりも食費を削って貯金に回したいと考える傾向が強いです。趣味にかけるお金を確保したうえで、節約しやすい食費で貯金額を確保しようと考えているようです。

食費の節約方法としては、お弁当を自炊するなどしてランチ代を節約しようとする傾向が強いです。外食やお弁当は、ランチタイムであれば比較的お得なものが多くあります。それでも毎日続いてしまうと、結構な出費となります。そのため近年では、女性だけではなく、男性でも自分でお弁当を作って持ってきている若者も少なくありません。前日の夕飯を少し多めに作ってお弁当に活用することで、低いコストでお弁当を作ることができます。

また、日本の社会人の中に昔から根付いている、飲みニケーションも敬遠されるようになってきました。上司との付き合いの場合、若手社員は給料が低いため、ある程度の金額は上司が多めにお金を支払うことが多いです。しかし、そうであっても、若者としては少しでもお金を使いたくないという考えを持つ方が増えてきています。目的が貯金ということからも、なかなか誘いづらい上司は増えていることでしょう。

給料は趣味や交際費に充てる若手社員が多い

20代の若手社員は、決して多くない給料で出費を抑えるために食費を節約する傾向があります。そして、趣味や交際費については、できるだけ我慢をしたくないと考えているようです。コミュニケーションとして、ランチに同席したり、飲みニケーションに誘ったりしたいという気持ちもあるとは思いますが、若手社員の懐具合を探りつつ誘うようにしてみてはいかがでしょうか。

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