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20代のうちに転職を決めるきっかけとは?働く20代のお仕事事情

20代で転職する人は年々増加傾向にあります。なぜ若くして転職を決意するのでしょうか?20代若手の仕事や転職への考え方を知り、選考で注目すべき点を押さえたうえで、採用活動をより良く進めましょう。

転職をする20代はなぜ増加しているのか

かつて転職というと、30代以上がメインとなっていた時期がありましたが、近年では20代での転職が年々増加しています。2017年上半期の転職成功者の年齢割合としては、20代だけで5割近くにも達しました。特に20代半ば過ぎの転職者が多い傾向にあります。

これは、若者の転職に対する意識傾向が変わったことにあります。また、近年の人材不足によって、新卒をうまく採用できていない企業が増加していることも影響しています。そのため、企業の採用傾向として、若手に集中していることが理由にあげられるでしょう。

20代が転職をする理由として最も多いのが、若手社員と企業間のミスマッチです。若手社員は想像していた仕事と違う内容の仕事に配属されたことによって、退職したいと考えるようになります。

また、待遇面でのミスマッチも少なくありません。仕事量に対して、給料が少ないといったことや、残業時間が多い、休日出勤が多いなどの理由で転職を考えるようになります。細かな仕事内容や待遇面は、就職活動の段階ではわかりづらいことが多いため、企業と若手社員の間でミスマッチが起こりやすいといえるでしょう。

もちろん、このようなネガティブな要因での転職以外にも、キャリアアップなどのポジティブな理由により転職をする若手社もいます。しかし、多くの場合、何かしらの不満によって転職を決意する傾向が強いです。

年齢という強みを生かして転職を決意する

かつてはしっかりとキャリアを積んで、転職するという考えの社員が多かったです。それによって、仕事面でも待遇面でもステップアップしたいと考えていました。しかし、現代においては、企業とのミスマッチの状態のまま我慢していてはいけない、失敗した就職活動は、早いうちにリベンジするべきだという考えが強くなっています。そのため、会社に対して何らかの不満を持ってしまうと、すぐに転職を検討し始めてしまうのです。

さらに、近年の売り手市場も影響しています。20代であれば、異業界や異業種へシフトチェンジすることが可能だと考える人が増加傾向にあります。企業側としても、20代の若手であれば、業界や業種が違ってもまだ軌道修正できると考えて、選考を進める傾向があります。企業によっては、入社時の教育コストを考慮すると、新卒を採用するより、短期間でも社会人経験がある20代若手社員を採用するほうが、コスパがいいと考えます。

若手社員の転職に対する考え方の変化、そして企業側のニーズの発生により、20代若手の転職希望者が増加傾向にあるのです。そのため、採用する企業側としても、できるかぎり若手が退職しないように選考をして、採用後もしっかりとフォローをしていく必要があります。

退職履歴だけで判断してはならない

企業として採用選考を進めていく場合、20代若手の履歴書を見た際に、どうしても前職の退職時期が目についてしまうものです。これまで、最低3年は働くものだと考えてきた中堅にとって、1年未満や半年未満で退職した経歴を見ると不安になってしまう方も多いでしょう。

しかし、若手を採用する場合、前職の在職期間だけをベースに選考を進めてはいけません。もちろん、本人の問題により早期退職している若手もいます。しかし、なかには非常に意欲的でチャレンジ精神のある将来有望な若手も交じっているのです。

そのため選考においては、在職期間に注目するのではなく、これから「何ができるか」を念頭に置きましょう。20代の若手であれば、業務遂行能力について、極端に大きな差はありません。採用後にどれほどの成長が期待できるのか?そして、若手本人もどれほどの成長意欲があるのか?を見ることが、有望な若手を採用するポイントです。

また、採用の際には、お互いのミスマッチが生じないように、しっかりと仕事内容や待遇などを詰めておくようにしましょう。採用後も定期的に若手社員と面談を重ねれば、ミスマッチを解消しながら、長く働いてもらうことが期待できます。

成長意欲を見抜き優秀な人材確保を

若手社員が転職を決意する理由はさまざまですが、20代で転職を決意する人が増加傾向にあります。そのため、今後中途採用で若手を選考する機会も増えていくことでしょう。前職の働いた期間をネガティブに一蹴するのではなく、今後の仕事への成長意欲を見抜くことで、将来的に会社を担う優秀な人材を確保しやすくなります。