上司から絵文字!若手が引かないコミュニケーションの注意点

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上司との連絡には気を使うもの。そんな中、もしも上司が絵文字を使って連絡してきたら若手社員はどのように思うのでしょうか?絵文字を使うことによって部下にどのような影響を与えるのか理解して、円滑なコミュニケーションを取る方法を紹介します。

上司からの絵文字に部下は頭を悩ませる

上司から絵文字が使われたメールが届いた時、部下は「自分も合わせて絵文字を使うべきなのか」と悩んでいるものです。「絵文字が使われているから、同じ感じで返したほうが良いのか」「部下が絵文字を使ったら失礼にならないか」などと考えてしまいます。

また、絵文字だけではなく、スタンプや記号などがついたメッセージが送られてきた場合も同様です。絵文字、スタンプ、記号などは、テキストのみのメッセージとは違いカラフルでカジュアルな印象になります。

LINEなどでメッセージをやり取りする場合、上司からのカラフルなメッセージに対してテキストのみで返信する方が失礼になるのではないかと考える人もいます。このように、絵文字付きのメッセージは様々な意味で、部下の頭を悩ませています。

「部下との距離を縮めたい」そんな思いから、絵文字を使って装飾したフランクなメッセージを送る人もいるでしょう。しかし、急に上司から絵文字付きのメールが届くと「何で今日は絵文字が付いてるんだ?」と思ってしまいます。

もともとそんなに距離が近くない部下とコミュニケーションを円滑に行うには、必要以上に絵文字を使わない方が無難と言えるかもしれません。

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仕事関係の人への絵文字はNGとの声が多数

社会人の多くは、仕事関係の人とメールでやり取りする場合、絵文字の使用はNGだと考えています。仕事関係の場合には、LINEであってもスタンプや絵文字を使わずに、テキストのみでメッセージを作成するという考えが主流です。

例え同僚であっても、仕事上のメールやLINEの場合、絵文字を使わないという人もいるほど。もともと親密でラフな関係であっても、仕事とプライベートを区別することが大事だという考え方が一般的です。

そこで、上司が絵文字を使ってメッセージしてしまうと、部下はテキストのみで返信するのは失礼と考えてしまいます。また、男性の上司が絵文字付きのメールを女性社員に送れば、引かれたり、気持ち悪いと思われたりしてしまうことも。

絵文字には社会人として明確なルールがあるわけではありませんが、仕事関係ではNGという考え方が多数を占めています。部下と絵文字でコミュニケーションを図ろうとする上司も多いですが、仕事上のメッセージのやり取りでは、絵文字は控えるのがベターな選択です。人によっては「仕事上の関係なのに何で絵文字なんて使うんだろう?」と思う人もいるので、地雷を踏んでしまわないように注意しましょう。

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距離感の近い相手とは絵文字の使用もOKな場合も

基本的には絵文字の使用はNGとの声が多いメッセージのやり取りですが、仕事関係の人であっても距離感の近い人やメッセージの内容によってはOKだと考える人もいます。業務に関係のない雑談や、日頃から仲の良い関係の人に対しては絵文字を使う方が自然な場合もあります。

例えば上司から「週末飲みに行かないか?」との誘いが絵文字付きで来たとします。仕事とは関係のない内容で、なおかつ相手から絵文字付きのメッセージが来たら「ぜひお願いします!」と絵文字や記号のついたメッセージを返信しても失礼に感じる人は少ないでしょう。

この感覚は個人によって異なるので、自分が親しいと思っていても相手が同じように感じているとは限りません。そのため、やはり部下からすると気を使うこともあります。親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、相手と気持ちをシェアできているかが重要です。

仕事の休憩中にフランクな話題でコミュニケーションできるような関係なら、メッセージのやり取りで絵文字を使うのもOKと言えます。ただし、大事な仕事の要件を上司が絵文字付きで送ってきたら、部下は返信に困ってしまいます。絵文字をつけてメッセージを送る場合は、親しい部下に対してであっても、仕事に直接関係のないような文章に限定するのが良いと言えるでしょう。

絵文字の使用は内容によって配慮するべき

絵文字を使って部下とやり取りをする時は、距離感だけでなくメッセージの内容によって、テキストのみにするなど配慮する必要があります。そこまで親しくない上司から突然、絵文字付きのメッセージが届いたら部下は戸惑ってしまうものです。上司から部下へ連絡する時は、相手との距離感、内容によって、絵文字の使用に配慮することが大切です。直感的に感情を伝えられる絵文字を適度に活用して、円滑なコミュニケーションを目指しましょう。

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