谷口こころの場合

東京本社 キャリアアドバイザー 
サブマネージャー 2012年入社

大学5年目の決断。

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ノートの中では、出会えなかった世界へ。

中学生までは、勉強一筋でした。
そして高校は、県のトップ校に合格。
でも、そこで燃え尽きちゃったんですね。
勉強よりも楽しいものができたのです。
それは部活や文化祭などみんなと何かをつくりあげること。
ノートから顔を上げると、
随分と広い世界が広がっていました。
大学に進学して、さまざまな学生団体に所属。
商店街のお祭りの企画や、カフェを貸し切ってイベントをしたり、
スタディーツアーで海外に行ったり。
たくさんの人とのつながりができて、毎日刺激があって
楽しくて、楽しすぎて、
就職するのがもったいなくて。
大学5年生に突入しました。

2/6

教師、セラピスト、就職。

もともとは大学を卒業したら教師になるつもりでした。
小・中・高の教員免許も取りました。
でも、学生団体の活動を通じて、
自由に自分らしく生きるフリーランスで働く人や旅人などいろんな人と出会って、
自分の知らない価値観に触れて、
気づけばネイチャー志向にどっぷり。
自分自身の空間を持ちたいと思うようになり、
バリでセラピスト修行を積んでお店を持って
穏やかに暮らせたらなぁと思っていました。
でも、いきなり独立する覚悟もなかったし、
なにより、今やるべきことなのかなぁと思って。
よし、まず就職しようと。
そう決めたのは卒業間近の2月。
まわりは、「就職して、ちゃんと続けられるの?」という感じでしたね(笑)。

3/6

第一志望は、第二新卒支援企業。

就職活動では、人材系を中心に受けていました。
もともと教育や人材や研修に興味があり、
「人」や「キャリア形成」に関わっていけたらなと。
教師になって、進路指導に携わる。
そんな道もあったんですが、
生徒だけじゃなくて多くの人の人生に触れたいと思って。

ブラッシュアップ・ジャパンに就職したのは、たまたまです。
ただ、既卒・第二新卒に特化したビジネスは、魅力的だと思いました。
自分と似ているというか、そういう方たちの支援ができるのは他になくて面白そうだなと。
既卒・第二新卒の方たちと企業の出会いをつくるんだ。
そう思って意気揚々と入社して、いきなり躓きました。

4/6

辞めてなるものか。

新人は営業職でスタート。
企業に既卒・第二新卒を採用しませんかと提案する、
リクルーティングアドバイザー職です。
入社してすぐ既卒・第二新卒者の支援ができる。
そう思ってたので、面食らいました。
正直、1年目は苦しみましたね。
ただ、辞めようとは思いませんでした。
同期に恵まれたことも大きいですが、
何もなさずに辞めてたまるかと。
「次、目標達成したらキャリアアドバイザーに!」と訴えて、
スキルもないので、とにかく必死で。
その思いを汲んでもらったのか、
おかげさまで、入社2年目には希望の職につくことができました。

5/6

出会いって、成長機会だ。

求職者と面談して、希望に合う企業を紹介する。
多くの求職者の方は、新卒で入社して、会社に合わずに辞めてしまった方です。
くすぶっていたり、自信を失ったりしていることも少なくありません。
就職先を紹介するまえに、元気になってもらうことから。
つらいと思っていること、実現したいこと、
たくさん話を聞いてアドバイスもしていきます。
就職に関する悩みや、どんな人生を歩みたいのか、
本当に様々な価値観をもった人に触れてきました。
自分にない考え方を持っている方もいて、こちらが気づきをもらうことも。
つくづく、人は出会いで成長してくのだなと感じています。

6/6

変わることが、すべてじゃない。

「180度変わったよね」
学生時代の友人に言われます。
ゆるふわ系から、キャリアウーマン風になったねと。
実際のところ、どうなんだろう。
学校卒業して、就職して、結婚して。
大人になれたのか、変わったのかは分からないけれど。
これから子どもが生まれたとしても、
変わらずにこの仕事を続けたいと思うわたしがいます。
育児をしながら働くママさん社員はいますが、
キャリアアドバイザーで続けている人はまだいないんです。
だからこそ、自分自身がそのロールモデルになれたらなって。
カウンセリングのスキルもまだまだ深めたいし、自分自身の人間としての幅も広げていきたい。
やりたいことはまだまだ尽きないから、
穏やかに暮らすのは、もうちょっと先でもいいかな。

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