亀井一人の場合

大阪支社長 マネージャー 2012年入社

「新卒ってなに?」からのスタート。

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大学に行くと言ったら、驚かれた。

高校卒業したら、就職する友達がほとんどだった。
だから、進学すると言ったら驚かれた。
「大学行ってどーすんの?」と。
別に、大学で何かしたかったわけじゃない。
ネクタイを締めてスーツを着る仕事をするには、
大学を卒業しないといけないと思っていただけ。
進んだ学部は、経営学部。
祖父が自営業をやっていることもあり、
ここで学べば自分も社長になれるのかなと。
地元の香川を出るつもりはなかったけれど、
「自分の知らない町で生きる経験をしたほうがいい」と
考えていたこともあり、京都の大学に進学。
「華やかなんだろうな」と勝手に期待して行くと、
想像とは違う世界が広がっていた。

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舞妓はいない。猪はいる。

京都は確かに華やかだが、京都の端から端までがそういうわけじゃない。
自分が進学した大学がある町には、
高層ビルではなく、高い木が林立していて、
舞妓さんはいないが、猪が闊歩していた。
地元から離れて、むしろ地元以上の田舎に来て、
知り合いも一人もおらず、
「俺、何しにきたんだろう」と入学早々くさった。
ただラッキーだったのが、寮の先輩に巡り合えたこと。
大学生なりの頑張り方を教えてくれた人だった。
そこから、マジメに学校に通うようになり、学園祭の委員会にも参加。
大学を盛り上げるために学内の学生だけではなく
さまざまな社会人の方と一緒に活動をするなど、
それなりに充実した大学生生活になったと思う。
そして充実しすぎたのか、就活もせず、
気づけば大学4年の8月になっていた。

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新卒?リクナビ?マイナビ?

あるとき、仲のよかった職員に聞かれた。
「もうすぐ卒業だけど、就活しないの?」と。
確かに、卒業したらどうしようという思いはあった。
このまま何もなかったら、何もない自分のままだから。
ただ、就活をしようとしても何をすればいいかもわからない。
そもそも新卒という概念があることも知らなかった。
大学のキャリアサポートセンターに相談すると、
まずリクナビとマイナビに登録しなさいと言う。
しかし、リクナビとマイナビが何かすら分からない。
言われるままにネット検索して、こういう便利なものがあるのかと知った。
とりあえず気になる企業をお気に入りに入れたり、
エントリーしたりした企業のなかのひとつがブラッシュアップ・ジャパンだった。

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デモをする既卒者に対して。

就職をサポートする体制が整っていない第二新卒・既卒者を支援する。
ブラッシュアップ・ジャパンの求人原稿には、そう書かれていた。
だけど、本当にそう思って事業してんのかなと。
いろんな会社の説明会に行って、キレイゴトにしか聞こえないこともあった。
確かめてみようと。
ちょうどその時期、既卒者がデモをしていたこともあり、
説明会で「御社がサポートしている既卒者が暴れていますが、どう思いますか?」
と聞いてみた。そうしたら秋庭社長が
「明治維新も若い人間が課題を見つけて、声を上げるだけじゃなく、
アクションを起こすことで問題を解決していった。
だから政治に不満をぶつけるだけじゃなくて、
自分の力で変えていく努力をしてほしいかなぁ」と。
この回答がすごく真っ当に感じて、この人と一緒に働きたいと思った。
それが、一番の志望理由。

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世間での、自分の値段。

世の中の常識やルールも知らなかった自分は、
世間一般から見ればポンコツなのかもしれない。
それでもマッチする場所さえあれば、
一生懸命頑張れる人がいることを多くの企業に伝えたいと思った。
既卒者や第二新卒者だからこそ活躍できる会社はきっとあると、
求職者の人には伝えたいと思った。
そのために、情報や知識をどんどんインプットして、
アウトプットの質を上げていく。
わかりやすく成長を体感できて、営業時代は楽しかった。
2016年9月にマネージャーという肩書がつき、
大阪支社全体を管轄するポジションになって、最近考えることがある。
仮に転職するとなったとき、肩書に見合った仕事ができるのだろうかと。
営業時代のようにわかりやすく数字で評価できない部分がある。
でも、成長を肌で実感しにくくなったからこそ、
これまで以上に成長を強く意識するようになった自分がいる。

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大阪支社のっとり計画。

ずっと仕事を続けてきて、
できることが増えていくにつれて、
やりたいことも同時に変わってきた。
これまでいろんな経験をさせてもらって、
新人のころから比べると「企業の見え方」も随分変わった。
伸びている会社の指標のひとつに、未来志向があると思っている。
既存ビジネスにしがみつくことなく新しいことに挑戦している企業は、
人をワクワクさせる力がある。
そのワクワクが、企業成長や若手採用の原動力になる。
じゃあ、ブラッシュアップ・ジャパンの未来志向は?
それをつくっていくのが、今の目標。
たとえば、大阪支社をもっと成長させて、
いつかは自分の会社にしてみたい。
ひっそりと、そう思っている。

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